ようやくつかみ取った内定、ワクワクする気持ちと少しの不安を抱えて入社日に挑みます。
そして会社に入って最初の業務、新人研修。

初めての仕事内容にわからないことだらけですし、不安な点も出てくることでしょう。
しかし、研修の内容が何かおかしい。

自分だけ否定されたり、さらしあげられている?
でも、これは研修だし、自分は会社に入ったばかり。
正しいのは先輩や上司だ。
そう思い込んでいませんか?

その思い込みこそ、パワハラを受け入れている証拠です。

様々な場面がありますので、場面ごとにメカニズムと対処法をご紹介します。

集団研修でのパワハラ編

例えば、僻地の研修施設にカンヅメにさせられ、業務に関係ないのに走らされたりなどの肉体的な苦痛があったり、会社理念を絶叫させられたり、社長をあがめるように強制されたり、もはや意味の分からない研修を受けさせられる会社があるようです。

社員も多く、歴史も長い会社によくある風習のようです。
いわゆる風習なので、上司の人もおかしいなどと思うことはありません。

近年は「ゆとり世代」と決めつけて厳しい研修を強いるべきだという考え方も往々にしてあります。

対処法としては、「どこまでが常識で、どこからが異常なのか」を判断することです。

長距離を走ることに意味があるのか?
社長は神なのか?

もし強要されるのであれば、多少常識知らずと言われてもかまいませんので、逃げてください。

体調を崩すまで走ることを強要することは何の意味もありませんし、社長のことを知るのは大事ですが神ではありません、多少長く生きてるただの人です。

人事部などの担当窓口に直接退職届を出し、転職活動をしましょう。

机上研修でのパワハラ編

システムの勉強や端末などの使い方を集団で指導することがあります。
そんな時にできない新人を見せしめのように、なぜできないのか?と責めてくる場合があります。

新人の時は仕事ができなくて当たり前です。
それをさらしあげて、その人を否定してしまうことは立派なパワハラです。

指導する側は「できない新人を、できる新人にする」ことが仕事であるはずなのに、それを放棄し、自分が「新人をできるようにする仕事」ができないことに対して八つ当たりをしているにすぎません。

そんな時は「努力して改善ができるかどうか?」を考えてみてください。

どうしても自分の能力に合っていないということに研修中に気づくこともあります。
そんな時は、そのことをきちんと上司に告げて退職しましょう。

しかし、その机上研修だけの話であれば、もしかしたら研修後は仕事に慣れ、うまくいくかもしれません。

マンツーマンでのパワハラ編

新人の時に指導係として一対一で研修をすることがあります。

その期間は、担当してくれる上司や先輩の指示に従うことになりますが、その上司がやたら自分を否定してくる、わからないことをわからないというとキレてくる、考えて答えて間違えば今まで何をしてきたのか?!と常識を振りかざしてくる、など。

一対一なのにそんな毎日が続くなんて耐えられないですよね。
「新人の為だ」と思い込んでいる典型的なパワハラですね。

こういう場合は「担当上司を変えてもらう」と言うのが一番の早道ですが、できない場合や、小さい会社で新人は自分一人で、その相談をする人もいない時は転職を考えるほかありません。

研修どころではありませんし、そもそもその上司とはこれからも末永く付き合わなければならないのですから、避けられないなら、自分が立ち去るしかありません。

ちなみに、私はパソナキャリアで転職を成功させました。

研修なしというパワハラ編

小さい会社などで多いのですが、そもそも研修自体が存在しないことがあります。

何をすればいいかわからず、上司に聞いても、上司も何をさせたらいいかわからない、とりあえずお茶くみを頼まれ、きちんとやっても常識がないと叱られる。

挙句にあいつは何もできないと会社中に広められてしまう。
そもそも何も習っていないのに何もできないと言われるのもしゃくですよね。

耐えてもしょうがない状況であれば早めに会社を退くことが得策です。
叱られるリスクをもって、自分で仕事を探し、予想通り叱られ、改善策を講じても否定される。
この繰り返しは何も生み出しません。

次の会社が決まっていなくてもかまいません。
仕事を教えてくれない会社にいつまでもいる必要はありません。

まとめ

判断に迷うようであれば相談を研修の時はスパルタ指導なのかパワハラなのか判断はつきにくいものです。
実際にこの判断は難しいとされています。

しかし、研修の時に感じる違和感は間違っていません。
なぜなら、その会社のことを何も知らない状態で「おかしい」と感じるということは、それは本能的にその会社を拒否しているのです。

どうしても判断がつかない時は第三者に冷静に聞いてもらう必要があります。
辞めるまではいかないにせよ、何らかの対策を得ることができるはずです。

今回のお話に心当たりがあったり、研修の時に違和感を感じたらまずはだれかに相談を!