明らかに一人でできない量の仕事を上司が押し付けてくる。

しかも上司は定時退社。

新人のかわいい女の子が「今日はデートなんですぅ」などと目を輝かせながら仕事を置き去りにし、自分のデスクに仕事を置いて仕事を押し付けてくる。

ああ、最後に定時で帰ったのはいつだったか。

今日は終電に間に合うだろうか?
みんな事情もあるし、私がやったほうが仕事もはかどるかも?

その優しい精神があなたの心身を滅ぼしてしまったら仕事どころではありません。

あなただけが残業をする必要はありません。
そんなあなたに伝えたいお話です。

無理なものは無理と告げる

これができれば一番いいのですが「ノーと言える日本人」を目指しましょう。

週に1回でもいいので今日は残業は無理です、と告げられるようになりましょう。

威圧的に押し付けてくるかもしれません。
嫌味の一つも言われるかもしれません。

しかし、それが本当にその日のうちにやらなければならないのか?
納期をずらすことはできないのか?
仕事の量のことであっても交渉は大切です。

そもそも自分の能力に合った量の仕事をすべきですし、あなただけが残業を強いられる必要はないのです。

周りも残業している?
それは毎日のことですか?

毎日そうなら、仕事の量を管理している上司に相談しなければその部署は破たんします。
会社の為にも交渉は必要です。

残業の量を分散させる

あなただけに残業を押し付けられているのであれば、周りの人に助けてもらいましょう。
同僚に手伝ってもらうのでもいいですし、押し付けてくる上司よりも上の立場の人間にそもそも残業を強要されていることを相談するのも手です。

とにかくあなただけに仕事が集中しすぎていることが残業の強要を生み出しているのですから、それをみんなで分散すれば、あなただけの残業ではなくなるはずです。

また、サボることを理由に残業になるほど仕事を強要してくるのであれば、これは会社のガンでしかしかないので上司に報告をしましょう。

その後その人がどうなろうが知ったことではありません。
優しい人になって仕事をこなす必要なんてありません。

上司と一緒になって、そのサボり癖のある社員をどうするかの対策をしたほうがよっぽど仕事がスムーズです。

自分が残業をしすぎていることを会社に把握してもらう

36協定という法律の中で「月の残業時間が45時間を超える」ようであれば残業は強要されないとされています。

自分の残業がその時間を超えているのであれば、そのことを会社に報告して残業を強要されていることを把握してもらう必要があります。

仕事を分散させるなり、人員を増やすなり対策は様々にあるはずです。
残業代のこともありますし、残業にならない方法を考えてくれるはずです。

もしそういった対策を取ってもらえないのであれば、その会社はブラックかもしれません。
体調を崩す前に進退を考えたほうが良いかもしれません。

仕事はみんなでするもの

本来仕事はみんなでするものです。
それをあなただけに押し付けるのは間違っています。

資格の必要な仕事以外で、あなたにしかその仕事ができないにしても、その状況をつくりだした会社がおかしいと考えられます。

仕事が誰かに集中しないように管理することも仕事のうちです。
管理が行き届いていない仕事で体を壊しては元も子もありません。

また、あなたの優しさがあなたの残業をつくりだしている可能性もあります。
「あの人、頼んだら絶対断らないから~」などと陰で囁かれているかもしれませんよ。

人間関係を円滑にすることは大事です。
しかし、ノーと言えるようにならなければあなた自身が壊されてしまいます。
その時、あなたの配ったやさしさは返ってきません。

最初は勇気が要るかもしれません。
でも、こんなに頑張ってきたんです。
誰もあなたを責めませんよ。

断る勇気をもって仕事に挑むことも仕事のうちだと考えてみてくださいね。