ついに!
仕事を辞めるのか、カナ!?
というところまでやってきましたね。

いやいや、実はまだ辞めなかったのです。
正直なところ、あまりにも衝撃的過ぎで私自身が受け入れきれなかったというか、キャパオーバーしていました。

毎日、必要以上に気を張って、なんとか仕事だけに集中しようとする日々。
会社でご飯の味がしなかったり、休日の体調不良も続いていました。

そんな中での衝撃的な現実。
やっと仕事が面白くなってきた、自分にできることがあると頑張り始めたところだったのです。

ではその後どうなったかをお話しますね。

今後の予定

盛り上がる会議の中、社長が今後の予定を告げました。

全員解雇は半年後、来年度の始まりに行う。
それまでに自身の身の振り方を考えること。
2週間に1回、個人面談を行うので、その時点で良いのでどう考えているのかを教えてほしい。

そう告げられ、会議は解散しました。

オフィスでは、会議の続きのように、私が辞める前提で話が盛り上がり、私の居場所はありませんでした。
そんな中で、助け舟を出したのはなぜか社長でした。

「別にカナが新人だからって辞めなければいけないこともないわけだし。」

かといって、私を残すつもりも、社員を残すつもりもない、そんな風に聞こえました。
その日から、私への社員全員の説得が始まりました。

説得

どうしても社員として残りたいベテランさんと先輩さん。
確かに会社を支えているのはこの二人といっても過言ではありませんでした。

なので、こんこんと会社を辞めるように説得をされ続けました。
お局様は経理なので自分は残れるという自信があったのか、最初の個人面談までは私をかばってくれました。

しかし、最初の個人面談で「別に経理は外注するし」と社長に言われてショックを隠し切れず、そのあとは私へのパワハラをエスカレートさせてきました。

お茶くみや掃除の仕方はもちろん、私がそこにいるだけで気分が暗くなる、長い髪がうっとおしい、など、その日の機嫌によってさまざまなことを言われ続けました。

「カナはまだ若いから別の道がある、でも俺たちはここしかないんだ。」
事実そうなのでしょう。

しかし、私もやっとつかんだ正社員の仕事、そしてやっと楽しくなってきた仕事を手放したくなかったのです。
最悪、バイトとして残りたいと言っても、社長も社員の人も肯定することはありませんでした。

親会社のパートさんが…?

ある日、親会社のパートさんが数人でこちらの会社に出向いてこられました。
ときどき、社員さんのお使いでパートさんが来られることはあったのですが、数人で来られるのは珍しかったです。

社長に用があるらしく、社長を呼びつけてオフィスの外へ。
しばらくしてぐったりした様子で帰ってきた社長。

そのあと、親会社に仕事に行くたびに、今の状況を聞いたパートさんが励ましてくれました。
なぜか私だけ。

これは後日聞いた話なのですが、実は私が会社を辞めさせられるという話を聞いてパートさんが激高。

新人で頑張っていたのにその待遇は何か。
こんな状況になるって事前にわかってて新入社員を入れるな。
なんでカナちゃんばっかり辞めるように言うんだ。

そう言って社長に訴えかけてくれていたのです。

社長は辞めるのは全員だと言うも、そういう問題ではないとパートさんはとても怒っていたそうです。
私がこの会社に来てはじめて救われたと感じた出来事でした。

味方がいないと思っていました。
でも、見ていてくれた人もいたのです。

この出来事で何かが変わるということはありませんでしたが、その気持ちが私にはとてもうれしかったのです。

「きちんと」向き合うということ

いつまでも現実を受け入れることができずにいるのも良くありません。
ただ、当時は身も心も責め立てられて、冷静な判断などできない状況でした。

日に日に体調も悪化し、化粧でごまかすこともできずにいました。

それでも仕事は楽しかった。
仕事で関わるお客様が大好きだった。

私は「仕事は続けたい」と訴え続けました。

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