こんにちは、カナです。
前回の記事で自己紹介をさせていただいたので、今回はお話をしながら、他の登場人物の紹介もしていこうと思います。

私が入社した会社は小さなイベント会社。
社長を入れても社員は、私のほかに4人だけ。
あとはアルバイトの方が何人かいらっしゃいました。

会社自体は子会社のようなもので、親会社が建物の上にありました。
その親会社もそんなに大人数ではなく、社員数名とパートさんがたくさんいらっしゃいました。
そんな環境の中で、私はパワハラに合いました。

会社との出会い

会社自体は大学の研究の関係で出会いました。

施設のオーナーの紹介で、就活がうまくいっていない私と、その会社の社員の一人の方とお話をさせていただきました。
仕事自体に興味があったので、お役に立てるかわかりませんが、という感じで社長と一度会ってみようということになりました。

それがその社員の人(以下、お局様と呼びます)との出会いでした。

お局様とオーナーと話をさせていただいたときに、すっかりお局様に気に入られた私。
年の近いお子さんがいらっしゃるとか、私の話し方が気に入ったとか、とにかく褒めちぎられました。

就活で疲れ切っていた私の心には響きましたね、良くも、悪くも。

社長の出身校と私の通っている大学院が同じということで、きっと話も合うし、気さくだし楽しいよ!とお局様。
その言葉をうのみにして、後日社長面接を受けることになりました。
そこで返事をしてくれればいい、是非うちの会社に入ってほしいと言われました。

事実上の内定でした。

社長面接

予定の5分前に到着、マナー通りに会社に通されました。
会社は小さな会社で、オフィス兼応接間という空間でした。

迎えてくれる笑顔のお局様と、社員の方が2人。
一人は男性のベテランさん(以下、ベテランさん)、もう一人は女性の先輩(以下、先輩さん)で、入社して10年とのこと。

先輩さんがお茶を出すときにどことなくおびえているような様子が少し気になりましたが、人見知りされるタイプなのかと特に気に留めませんでした。
ちなみに、先輩さんが社員の中では一番の下っ端だと、あとで聞きました。

いよいよ社長の登場です。
男性の方で、気のいいおじさん、という見た目の方です。

社長が来た瞬間に室内の空気が変わった気がしました。
お局様は慌てて先輩さんにお茶を出すように指示、ベテランさんは自分の仕事に没頭、お局さんは社長の斜め後ろに控える形になりました。

「それでうちの会社はね…」といきなり社長からの会社概要と仕事の説明。
この時点で、内定をしていることは確定していて、3か月の試用期間後、正社員として迎えたいと約束されました。

試用期間はあくまで形式上で、仕事に慣れてもらうためだけのものと説明がありました。
一通り説明が終わった後、「それで君はA大学の大学院に通っているんだ」と唐突に言われました。

その通りなので肯定すると、ぶすっとした顔で「ふうん、まあ、僕は学部のほうの卒業なんだけど」と言われました。
どうやら、私の方が高学歴なのが気に入らなかったようです。

そのあと、どんな話題を振っても「高学歴だしねえ」としまいに言われてからかわれているというより、鬱陶しがられている感じでした。
陰鬱な空気のまま、社長面接は終了。

試用期間のアルバイトのシフトをお局様と調整し、帰るように促されました。
その間、みなさんの顔に笑顔はなく、お局様さえ理由もなく私をにらんでいる始末。

私は歓迎されていないように感じました。

バイト期間中は嵐の前の静けさ

嫌われているのではないかとびくびくしながら初バイトへ。

会社のドアを開けると特に違和感もなく、自然に迎えていただきました。
何人かアルバイトの方がいらっしゃり、その中の一番の古株のバイトさん(以下、バイトさん)の下について働くことになりました。
ほとんどが雑用でしたが、その雑用の合間で、会社の歴史や担当するイベントの勉強をしました。

そして、3か月の試用期間が終わり、いよいよ正社員契約になる時期に差し掛かりました。

お局様に呼び出され、何か手続きがあるのかとついていくと、
「正社員ではなく契約社員として採用したい」
と告げられました。

話が違うので、理由を問いただすも特にない、社長の気分なの、と無表情で答えられました。
もしかしたら、社長から言われたことをかばっていたのかもしれませんが、そのあとのことを考えると、それはないように思いました。

仕事自体は楽しく、これからというところだったので、突然約束を反故にされるような信頼関係の中で働くのは怖いと思い、正直にお局様に相談しました。
もちろん社長には言わないでほしい、とお伝えしました。

その日は帰され、その1時間後に携帯メールで「〇日から正社員で、と社長から言われました」とだけの文章が届きました。

これが悪夢の序章でした

社長との会話の違和感、理由もなく反故にされた契約、不安材料は多々ありました。

この違和感を信じて辞退していれば、もしかしたら嫌な思いはしなかったのかもしれません。
会社も久々の新入社員に手を焼かずに済んだかもしれません。

だからこそ、私は仕事を必死で覚えようとしました。
お友達感覚で仕事をするつもりもありませんでしたし、仕事としての人間関係も構築したかったのです。

しかし、私は必死過ぎるあまり気づけなかったのです。

この会社に、私が信じていい人は一人もいなかったということに。

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