仕事をしていれば先輩・後輩などの立場が生じます。
ただ相手が早く入社しただけかもしれませんが、先輩は先輩です。
通常敬ってしかるべき人であり、仕事をしていくうえで大事な仲間でもあります。

そんな会社の先輩が自分にばかり嫌がらせをしてきたり、仕事を押し付けてきたり!
そんなパワハラを受けているとき、どうしたら良いでしょうか?

先輩が同じ立場の人の場合

まずは先輩の立場を分析します。

もし、先輩が自分と同じ立場の同僚、つまりヒラ社員であれば解決は簡単です!
上司や上の立場の人に訴えましょう。

例えば、教育係などで先輩がぴったりくっついて指導するような時期は、先輩も上手く教えられないもどかしさでついイライラしているだけかもしれません。

しかし、それでもあなたをなじったり、怒鳴ったりするのは違います。
あなたは先輩に逆らえないのですから、これは立派なパワハラです。

それに仕事を覚える時期にそんな目にあえば、覚えられる仕事も覚えられず悪循環しかありません。
そんなときは、担当を変えてもらうように上司に相談すれば良いのです。

その上司ではどうしようもなければ、さらに上の立場の人や人事権のある人に相談しましょう。
教育係ではないにせよ、同じ立場で仕事をしていて振るわれるパワハラには、その上の立場の人の力を借りて解決するのがベストです!

先輩が上司の立場の場合

パワハラを振るうのが先輩、というよりむしろ上司の場合。
もしくは、社員の人数が少なく、先輩が上司のような立場の場合などは、先ほどの方法とは少し変わってきます。

上の立場の人に相談するのは同じですが、必ず、その先輩より上の立場の人を見極めて相談をする必要があります。
つまり、その先輩を「どうにかできる」立場の方を選ぶのです。

しかし、状況によっては、会社内でどうにかできる状況ではない可能性もあります。
特に社員の人数が少ない会社や、家族経営の場合など、人間関係が密接だったり、そのパワハラを振るう先輩が実質会社を牛耳っているようなパターンも考えられます。

そんなときは会社内でどうにかするのではなく、外部の機関に相談して対策を練ることをお勧めします。
外部への相談であれば、より客観的にも判断できるはずです。

周囲の状況、これまでの経緯を考える

例えばですが、パワハラを振るうその先輩のせいで何人も社員が辞めていて、自分もその餌食になっているとき。
毎年、定例行事のように3年目の先輩が新入社員を標的にいじめをしている会社。

このように、パワハラ自体が慢性化している残念な状況もないわけではありません。
そうなると、会社内での解決はまずもって難しいものになります。

なぜなら、そのパワハラ自体がその会社の常識になっているからです。
その常識を覆すことは、会社の歴史をひっくり返すようなものです。

そもそも、会社で解決できているのであれば、パワハラが慢性化することもないでしょう。
この場合は、どのくらいその慢性化が続いているのか、何人くらいが辞めているような状況なのかを記録する必要があります。

そのうえで、外部の公的機関に相談することになります。
もしくは、子会社であれば親会社に報告することも手です。

ただ、そこまでしてその会社にこだわる必要があるのかも考えて欲しいところです。

転機を考え、別の会社や仕事を選ぶ権利だってあるのです。
無理に勤めることよりも、より良い環境でお仕事をする方がいい時もあります。

外部への相談でどうにかなるかどうかも、合わせて考え、どうにもならないときは思い切って転職しましょう。

「先」に入社しただけの「輩」

先輩といっても先に入社しただけの人です。
パワハラに訴えかけてくるような人を先輩として敬う必要なんてありません。

しかし、感情的になって子供じみた仕返しをしたり、悲観的になって泣き寝入りするのは、あなたにとっても悔しいことです。

客観的かつ大人の社会人対応で、むしろあなたが人として「先輩らしく」振る舞えたら最高ですね!