パワハラでもう限界!訴えてやる!そんな時に必要になるのがパワハラの証拠集めです。

訴えるということは、公平にどちらの立場からも見たうえで判断するものです。
そのため、被害者は被害を受けたという証拠が必要になってきます。

証拠と言われてもどうしたら…?そう思うのは当然です。
日ごろ何かを訴えたりする仕事でもない限りはわかりませんよね。
そんなときに役立つ情報をお届けしてまいります。

5W1Hを明確にする

新聞の記事やレポートを書くときに有効と言われる方法「5W1H」をこの場でも使います。
「いつ」「どこで」「だれから」「なにを」「何が原因で」「どのように」パワハラを受けたのか、
その記録を行います。

いつ=「○月○日 14時ごろ」
どこで=「会社のオフィス、課長の机の前で」
だれから=「課長から」
なにを=「死ね、会社辞めろなどの罵倒」
何が原因で=「書類の日付の記載ミス」
どのように=「こちらは立たされたまま、1時間大声で怒鳴られた」

まずは上記のように記載の柱をつくります。
この柱をもとに文章を詳しく記載します。

冒頭に、この箇条書きを記載すると見た目にもわかりやすく伝わりやすいです。
いつ何をされたかなど、思い出しながら記録に取ります。
パソコンで記載すると後々修正などもしやすいので便利です。

具体的な証拠を

証拠はより具体的なものが有効とされます。
例えば「大声で怒鳴られた」だけではどのような被害だったかがわかりにくいです。
なぜわかりにくいかというと、想像できる状況が広範囲にわたるからです。

5W1Hをはっきりさせたうえで、その中身も具体的にします。
「大声で怒鳴られた」ではなく、

「大声で『死ね』『お前なんて生きる価値がない』『俺がお前なら辞めるわ』『給料泥棒』『なんで生きてるんだ、死ねよ』などと罵倒された」

といった具合に記録します。
思い出しているだけで胸糞悪いですし、お前が死ねなんて感情にさいなまれるかもしれませんが、その気持ちは一度書いてデリートキーで消しましょう。(気分的にちょっとすっきりします。)

あくまで証拠ですので感情的にならず、会った事実だけを記載します。
冷静な記録であれば訴え先からの好感度も良くなります。

録音とその記録が有効

最も有効なのが録音などの具体的な物証です。

罵倒される場面でタイミングよくレコーダーを操作できれば一番良いです。
実際に音になってますし、どうあっても言い逃れできない証拠になります。
その録音をした日時と場所も別途記録しておきます。

悪口を書かれたメールなども具体的な証拠として有効になります。
プリントアウトして証拠として提出しましょう。
誰から送られてきたものかなど、いつ送られてきたものかもわかる状態にしましょう。

もし体調を崩しているのであれば精神科や内科などで診断書をもらいます。
診断書はこちらの被害状況がはっきりとわかる証拠になります。
こちらの被害も証拠として有効です。

ぜひ活用しましょう。

証拠がない…!そんなときは

証拠なんてないし、罵倒されているだけで具体的には何もない!
録音するなんてもってのほか、パワハラの証拠つかみに会社に行っているんじゃない!という言い分もわかりますし、実際はそういう状況が多いため、なかなか訴えるまでに踏み切れないということが多いです。

ですが、パワハラを受けているのはあなたです。
あなた自身が証人であり証拠です!
あなたが受けたパワハラを思い出してください。

その思い出したことを5W1Hに沿って記録にしてください。
その記録だけでも十分に証拠になります。
できるだけたくさん思い出しましょう。

そして、今からでも遅くありません。
毎日記録していけば、証拠をある程度まとめることができますよ。

何のために訴えるのか

訴えると決めて行動することは思ったよりも時間がかかりますし、身も心もすり減ってしまうかもしれません。
しかし、訴えるという行動をしたくなるほどにあなたは追い詰められてしまっているのです。

何のために訴えるのか、訴えた先に何を勝ち取りたいのか、その思いを思い出してください。
そのための行動であり、証拠集めです。

あなたの為に、あなたの記憶を掘り起こしてください。
その仕事で勝ち得るものは、あなたの苦労に見合ったものなのですから。

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