パワハラに限界を感じ、この部署にいたくないと思った時に考えることは「異動」でしょう。

同じ部署にずっととどまって、パワハラに耐えるよりも異動という形で今の部署から離れることで解決できることもあります。

また、心機一転して、気持ち良く仕事ができるでしょう。
会社を退職するのはリスクが大きいですが、異動であれば会社を辞めることなく環境を変えることが可能です。

そこで、パワハラが原因で異動したいと思ったときにすべきことを紹介します。

パワハラで異動したいと思ったらまず相談を

いきなり「パワハラを受けているので異動をしたい」と伝えたところで、すぐに了解してもらえるケースは少ないでしょう。

「もう少し様子を見て欲しい」と説得されて異動の希望をなかったことにされてしまう可能性があるからです。

しかし、パワハラを我慢するのは精神的にも肉体的にも悪影響を与えます。
そこで、今の自分の気持ちを相談することから始めます。

上司、上司の上司、人事の担当者、産業医など社内で相談できる人に、今の自分の現状や気持ちを説明します。
また、同僚や家族にも自分の気持ちを打ち明けて、味方になってもらいましょう。

いきなり異動願を出してしまうよりも、まずは自分の気持ちや現状を話すことで相手に事情を理解してもらうことから始めるのが良いですよ。

パワハラの証拠を残しておくこと

相談をして自分の現状や気持ちを話したら、パワハラを受けていたという証拠を集めます。

証拠の残し方は、アプリを利用しパワハラ発言の録音、内容の記録、メールでパワハラを受けている場合は本文、日時、送信先の3つが分かる形で印刷することです。

大量の書類を押し付けられるようなパワハラ被害を受けている場合は、物的証拠として写真に残しましょう。
高圧的な言葉で書かれたメモなどがあれば、そのまま取っておきます。

ポイントは、録音、画像、写真に残すといった動かぬ証拠を掴むことです。
録音が難しい場合は、専用のノートを用意しましょう。

切り取りができないノートにボールペンなど文字が消えない筆記用具で詳細を記録しましょう。
記録を残すときは「日付」「時間」「内容」「それを受けてどんな気持ちになったか」をしっかり書き残します。

いつ、どこで、だれに、何をされて、どうなったのかを分かるように書いておきましょう。
信頼性のある証拠を集めることが、相手にパワハラの実態を理解してもらうために重要です。

証拠を集めたら、社内で相談できる人や窓口に持っていく

パワハラを受けていたという事実が証明できれば、パワハラの加害者と離す措置、つまり異動を叶えてもらいやすくなるでしょう。

証拠と併せて、これまでに受けた辛い思いなど自分の気持ちを訴えます。
ここでのポイントは、最終的には前向きに異動希望を考えているという風に持っていくことです。

パワハラを全ての理由にしないで、辛い思いをしましたがやりたいことや経験を積みたいので異動希望したいと伝えることで、前向きな気持ちで異動を望んでいるのだと捉えてくれるでしょう。

前向きな理由に持っていくと今後も仕事を続けやすいです。
証拠を提示することでパワハラに対してより対策をとってもらえる可能性もあるので、職場改善にもつながるでしょう。

まとめ

パワハラで部署を異動したいときにするべきことは「相談」「証拠集め」「証拠を持って現状を報告」という段階を踏みます。

いきなり、パワハラで異動したいと訴えると自分の印象を悪くしてしまう可能性があります。
まずは相談と言う形で報告し、自分の発言を信頼してもらえるような証拠を集め、それをもとに自分が受けた思いや現状を伝えましょう。

辛い思いもしましたが今後はこういったことをやりたいからというステップアップを異動理由とします。

パワハラを受けたから異動したいのではなく、前向きな理由で異動を希望したいと伝えれば印象も良く、今後も働きやすくなりますよ。

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