長きにわたってパワハラを受けていると、転職などでパワハラから逃れたにも関わらず、当時の辛い記憶が蘇ってしまうことがあります。

人間関係の良い新しい職場で働き始めたとしても、ふとしたことで辛い気持ちになったり、自分を責めてしまう癖が出てしまうかもしれません。

そんな時、どのように対処すれば心穏やかな自分に戻れるのでしょうか。
自分を取り戻すための方法をいくつか考えてみましょう。

自分には非がないと再確認する

パワハラのきっかけは些細な事である場合が大半です。

たまたま虫の居所が悪かった上司の目の前に、たまたまあなたがいた。
そんな事でターゲットにされてしまうのは珍しい事ではありません。

上司にとってはストレスのはけ口になりさえすれば、相手は誰でも良いのです。
あなたは何も悪くないのです。
もし上司が「お前の態度を見ていると腹が立つ」と言っても心あたりがないケースがほとんどなのです。

悲しい事に人間は繰り返し「お前が悪い」と言われていると自己暗示にかかり、無意識に自分を責めてしまうようになります。

しかし、客観的に見てもあなたに非がないのは明らかです。
人の顔色を見てビクビクする必要はもうありません。

ヒューマンスキルがアップしたと捉える

社内のどんな人ともうまくやっていけたり、お客様のクレームにも上手に対応できる人がいます。
そういう人たちはえてして様々なトラブルを経験し、自分の糧にしています。

パワハラは確かに辛い経験です。
経験しないに越したことはないでしょう。

しかし、あなたはその辛い経験から人の心の痛みを十分すぎるほど理解できたのではないでしょうか。

またコミュニケーションの難しい人にも対処できる能力は自覚できなくとも格段にアップしているはずです。

仕事の処理能力が高いのももちろん素晴らしい事ですが、トラブル処理やコミュニケーション力などのヒューマンスキルが高い人はどの職場に行っても重宝されます。

紙に上司の悪口を書いて処分する

古いノートなどいらない紙に上司の悪口を徹底的に書きまくります。

見るのはあなただけですし、ひたすら書いていくだけですから、面と向かっては言えないような悪い言葉でも構いません。
殴り書きで結構です。

これまでの恨みをすべてぶつけるつもりで気のすむまで書き続けましょう。

しばらく書き続けていると段々と「もういいか」という心境になってきます。

そうしたら書いた紙をビリビリに細かく破いて捨ててしまいましょう。
シュレッダーを使ったり、燃やしても結構です。
ケガや火災には十分注意してください。

人に話を聞いてもらう

パワハラのトラウマがなかなか解消しないようなら、人に話を聞いてもらうのも有効な手段です。

社内の人に話すにはリスクが高いので、社外の人、できればカウンセラーなどの専門家に話を聞いてもらうのが良いでしょう。
専門家には守秘義務がありますから、相談内容が外部に漏れることはありません。

考え方の癖など自分では意識できないところへのアプローチやアドバイスが得られることもあるでしょう。

また、「話す」ことは「放す」こととも言われます。

自分の感情を解放して相手に話すだけでも気持ちがすっきりしてカタルシス(浄化)作用があります。
トラウマの改善にもなることでしょう。

まとめ

パワハラのトラウマを解消するための方法をいくつか挙げてみました。
辛い経験から受けた心の傷はなかなか消えず、大変かもしれません。

しかし、パワハラから解放された現在、もう苦しむ必要はありません。
時間の流れとともに少しずつ傷は癒されていきます。

こちらで紹介した方法も試していただき、一日でも早くパワハラのトラウマから脱出してください。

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